葬儀の基礎知識一覧
葬儀でのご会食
会食の目的
葬儀において、会食は大切な目的が二つあります。一つ目は、遺族や親族、僧侶などが故人と共に最後の会席の場をともにして供養すること。
二つ目は葬儀に参列してくれた人々にお礼をすることです。
通夜振る舞い
かつて通夜振る舞いは精進料理を出す習わしがありましたが、最近ではあまりこだわらずに気軽につまめる料理を出すことが多くなりました。さらに地方によっては、お茶だけをお出ししたり、お菓子や軽食を出すなど、その形はさまざまです。また、神式でも、直会(なおらい)と呼ばれる通夜振る舞いを行います。キリスト教式では、通常行いませんが、牧師・神父や親しい人たちだけで簡単な会食の場を用意することもあります。
京(みやこ) 10名様セット
¥75,350(税込み)3人盛がおすすめ
葵(あおい) 10名様セット
¥68,640(税込み)3人盛がおすすめ
螢(ほたる) 10名様セット
¥52,140(税込み)3人盛がおすすめ
単品料理詳細
精進落とし
次に、火葬が終わった後に行う精進落とし 地方や宗派によっては、精進上げやお斎(おとき)などとも呼ばれる精進落としには、本来、故人の死を悲しみ、肉や魚などを食べずに精進した日々に区切りを付け、通常の生活に戻るという意味がありました。そのため、かつては四十九日(七七日)の忌明けに行っていたのです。しかし、現代では、お世話になった方々をねぎらう会食のお席という意味が強まり、これによって葬儀のけじめを付ける、ということになりました。
弔事の席では、乾杯と言わず、故人に捧げるという意味で献杯(けんぱい)といいます。そのことからもわかるように、通夜ぶるまいも精進落としも、故人への思いを馳せるための席ですので、ひとりひとりが本来の目的を忘れないように心がるようにしましょう。
※準備をする喪主側の方々は、参列者が安心して食事ができるように入念に場を整える必要性があります。
東京フラワーセレモニーでは、料理の内容、配膳に至るまでしっかりとお手伝いさせていただきます。